栗は皮をむいた時に、おいしそうな栗色だと食欲をそそります。色よくゆでるコツは、ミョウバンを水2Lに対して、大さじ1杯くらい入れてゆでるだけです。栗のアクが抜け、深い栗色に仕上がります。水だけでゆでたのに比べて、色だけでなく、こくのある味になります。

★ 栗の皮を楽にむく

　栗は硬い鬼皮と薄い渋皮があり、これをむくのが大変です。でも、ちょっとしたコツを知っていれば楽にむくことができます。時間があるときは、一晩水につけておくといいのですが、急ぐ時は熱湯に10分くらいつけておきます。鬼皮が柔らかくなり、ナイフで切り込みを入れるだけで、楽 にむけます。
　次ぎは渋皮ですが、先のとがった方から、下は向かってむくのがコツです。皮が残らず形もくずれません。さあ、今夜は栗ごはんにでもしましょうか。

★ 柿の種を避けて切る

　柿を切る時は、包丁に種が当たってうまく切れないことがよくあります。種もいっしょに切ってしまうと、皿に盛った時に見栄えが悪いものです。
　種のないところを見分ける方法は、柿の頭の部分の皮を薄くむくと十文字に線が入っているのが見えます。この線にそって包丁を入れると種に当たらずきれいに切れます。

★ とうもろこしは、ひげと一緒にゆでる

　とうもろこしをゆでる時は、普通は皮もひげもとってしまいがちですが、このひげを取ってしまわずに一緒にゆでましょう。ひげには色素が含まれていていますので、一緒にゆでるととうもろこしが黄金色にゆであがり、とてもきれいです。さらに、ひげには利尿の働きがあるので腎臓にも良いと言われています。