しみ抜き Part4  (2005/7/22)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■ しみ抜き Part4

 しみ抜きのなるほど畑シリーズで続けてきましたが、しみの原因は、それこそ無数にあります。そこで今回は正しく処置するかどうかで大きく差が出るしみの原因を集めてみました。


@ 汗じみ

 汗じみは、汗をかいてすぐなら水洗いで大丈夫ですが、日がたって黄変したしみは、コップ一杯の湯にアンモニア水(大さじ1杯)を溶かした液でしみをたたき出します。汗に含まれるコレステロールなども一緒にとることが出来ます。
  がんこな汗じみは、シュウ酸(大さじ1/4一杯)を熱湯20CCに溶かした液を綿棒でつければ、2〜3分で黄ばみは消えます。
  両方とも、あとは水洗いまたは、水でよくたたいた後、洗剤液を湿した布でたたいておきます。


A 血液

 血液もつけた直後なら、水で洗えば落ちますが、時間がたてばがんこなしみになります。
 あわてて熱湯で洗ってはいけません。50度以上の湯や酢を使ったりすると血液は固まってとれにくくなります。
 下にタオルをしいて大根の切り口でしみの部分をたたきます。後は、しみぬきの定石通り水でぬらして固くしぼったガーゼでたたき、両手でしみの部分をあたためます。


B 酒

 水 8、酢酸 1、エタノール 1 の割合でしみ抜き剤を作ります。この液でたたくと、お酒やビールのしみはきれいになります。しばらくは目立たなくても、糖分のために次第にカビが生えたりします。お酒をこぼしたかな?と思ったらその場で、ぬれタオルでたたいておきましょう。

 

自分でしみ抜きが出来ない時や、高級品の場合にはクリーニング店にお願いした方が良いでしょうが、”何のしみ”かを必ず伝えるようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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