夏に使ったアクセサリーは、汗とほこりで汚れがちです。特に肌に直接ふれるペンダントや指輪などは、脂や化粧品がつきやすくなります。いつも美しく使うためにお手入れ法をご紹介します。
@ 指輪の汚れは柔らかい毛の歯ブラシか先をつぶしたつまようじで・・・
指輪の細かい細工の部分は布で拭いただけではとれません。中性洗剤を溶かしたぬ
るま湯につけて、豚毛などのやわらかい毛の歯ブラシで軽くこすりながら洗います。
これでもとれにくい部分は、つまようじの先を金づちでたたいてから使うと取れやすくなります。あとは、水ですすいでガーゼで水分をふき取るとすっきりきれいになります。
A 象牙のアクセサリーが黄ばんだら・・・
象牙のブローチやペンダントは上品でいいものですが天然のものですから、しだいに黄ばんできます。この黄ばみを取る方法は、オキシドールを水で2倍くらいに薄め、脱脂綿につけてなでるようにふきます。特に彫刻の部分は、たっぷりの液でふきましょう。
一度ではなかなか白くなりませんが何度か繰り返してみましょう。あとはオキシドールが残らないよう水できれいにふき取り、ガーゼで水分を取っておきましょう。
B 真珠のお手入れ
真珠は酸に弱いので、ジュースやソース類は絶対につけないよう気をつけましょう。また、水分に要注意ですので化粧品や汗も嫌います。使ったあとは、必ず柔らかい布で拭いておくことです。時々オリーブ油を含ませた布で軽く拭いておくといつまでも美しい光沢を失いません。
C 水に弱い宝石
トルコ石・オパール・さんご・天然真珠は絶対に水洗いしないでください。これらは水を吸収しやすくいったん吸収した水分を発散させる時、ひび割れしやすくなるからです。汚れが目立つようなら、ビロードなどの柔らかいもので拭き取ります。
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