秋は食べ物がおいしい季節ですが、特に旬といわれる食品は、味も栄養もよく、値段も安くなります。今回は秋の旬の食品選びのポイントをご紹介します。
@ 新鮮なさんまを選ぶ
脂の乗り切ったさんまは、秋の味覚の代表です。特に今年は豊漁で安いようです。新鮮なものを選んでどんどん食べたいものです。
(全体)
パッと見て全体が銀色に輝いていて、目が黒く透き通っていること。さんまはうろこの少ない魚ですから、皮がはげていないことも大切です。
(尾)
尾の付け根が黄色みを帯びていれば脂の乗りがよくおいしい証拠です。ただし、腹が黄色になっているのは脂焼けしています。
A ほうれん草を見分ける
ほうれん草は真夏を除いていつも出回っていますが、11月・12月が最盛期です。この時期のものは、甘味があり味も栄養価も一段と良くなります。
(葉)つやと厚みがあり傷のないものが良質。葉にはカロチン・ビタミンC・カルシウムが豊富です。
(根っこ)株の根っこが太っていて赤いものが良いですが、赤い部分が長すぎるのは避けましょう。
(全体)葉や茎ばかり長く伸びているものは味が良くありません。葉だけがつまった感じで、全体に濃い緑色のものが最良です。
B 甘いぶどうの選び方
ぶどうは、房の先のほうは甘いのに、元のほうはまだすっぱいと言うことがあります。これは、ぶどうが先の方から実っていて、甘味も先の方からという訳です。つまり、元のほうが甘ければ全体が甘いのです。
もし買う時、味見させてもらえるなら、房の元のほうを一粒食べて、甘味を確かめてください。
また、おいしいぶどう選びは、持ち上げて実がパラパラこぼれないもの、全体にしっかりしていてハリのあるものが新鮮です。
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