■ 野菜の上手な調理法  (2013/02/23)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍋

素材の特徴を生かす そのA

前回の「きゅうりはビタミンを壊す」は反響がたくさんありました。今回は料理する機会が多い根菜類や大豆について集めてみました。


@ にんじんは皮をむかずに食べるのが正解

 にんじんは、皮をむいて調理すると考えがちですが、おいしく食べるには、そのまま使うのが一番なのです。たわしでさっと洗って使いましょう。
にんじんに含まれるカロチンを効率よく体に吸収するには生よりも加熱して食べるのが効果的です。さらに、カロチンにビタミンCをプラスすると体内の白血球の働きを活性化させ、風邪予防に役立ちます。食後のデザートに、いちご、みかん、キウイフルーツなど食べるのもいいでしょうね。


A ごぼうをおいしく仕上げるこつ

 ごぼうのおいしい部分は、皮のすぐ下にあるので、タワシで洗って皮を少し残すようにします。その後、調理に応じて切りましょう。
アク抜きは水に5分間さらすこと。さらしすぎると旨みが流れ出してしまいますので、気をつけましょう。
煮る前に、まな板にごぼうを置き、包丁を寝かせて上から体重をかけることで中心にひびが入ります。こうすると乱切りにして煮しめた時に、やわらかく煮ることができ、味もしみこみやすくなります。


B 大豆をおいしく煮るには・・・

 昔から、大豆をやわらかく煮るコツは、タケノコの皮、または笹の葉を入れるとよいと言われていました。その他に、昆布を入れるという方法もあります。豆自体がやわらかくなるだけでなく、昆布のだしがしみ込み甘みが一段と増すようです。
大豆の表面にシワがよるのを防ぐには、煮立ってきたときにさし水をします。大豆の温度の上昇がおさえられるので、表面のシワがなめらかになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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