春はちょっと苦味のある山菜がこの時期限定で食べられるうれしい季節です。ただ、山菜はアクが強いものが多く、下処理が大切です。
@ わらび
A.わらびを必要な長さに切り揃えて、毛羽をよく洗い流し、ザルにあけておきます。
B.バットや鍋にわらびを敷きつめ、重曹(お湯2Lに対し小さじ1杯程度)をふりかけ、熱湯を十分かぶるくらいかけて(絶対に茹でないでください)浮き上がらないよう皿をのせて10時間以上(一晩)放置します。
C.アクを含んだ緑色の水になるので、2〜3度水洗いしてから料理します。 (ゼンマイやふきのとうも同様の処理をします)
A タケノコ
A.鍋に2Lの水に対して米ヌカひと握りと赤唐辛子1本を細かく刻んだものを入れて沸騰させます。
B.タケノコは皮のままを先端から根元に向かって切れ目を入れて鍋に入れ柔らかくなるまで茹でます。
C.柔らかくなったら火を止め、冷たい水につけて皮をむきます。 (米ヌカの代わりに米のとぎ汁でもOKです)
B ふき
A.さっと洗った後、塩をまぶしてまな板でよく転がします。(板ずり)
B.鍋にたっぷりの湯をわかし、ひとつかみの塩を加えて茹でます。ひと煮立ちで水に取り、皮をむいて冷水に10分ほどさらしてアクをとります。
(つくしやタンポポもBからの処理でいいのですが、水に浸す時間がつくしは1時間、タンポポは2時間必要です。)
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