■太っていても長生き出来る

お医者さんから、｢あなたは、痩せなさい。｣と言われた事はありますか。実は、肥満度の目安となる、BMI（下の計算値）が、二十五以上の方は、肥満症という診断名が付いています。ご自分のカルテに｢肥満症｣と診断名が付くと、生活習慣病になってしまう確率が数倍になります。つまり、死の四重奏と言われている心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・高血圧が確実に進んでしまうのです。

●それでは、どんな方法で死の四重奏を防げるでしょうか。

�@ 標準体重までダイエットする。
�A 病院に通って、コレステロール低下薬や高血圧の薬を飲む
�B 一日おきに三十分歩く

さて、あなたはどれが出来そうですか。ご主人の場合は、お仕事で朝く出勤し、帰ればぐったり、何をする気もおきないし、お付き合いでお酒の機会は多いお父さんが多いですね。
女性の場合は、ダイエットは今まで何回も挑戦したけど、長続きしないし、おいしいものは食べたいし、と言う方が多いのではないでしょうか。

●アメリカの医学雑誌に次のような研究が報告されました。

この研究によると、人口一万人あたりの死亡率を比較すると、太っているグループほど死亡率は高く、また、運動をしているグループほど死亡率は低い結果が出ています。また、太っていても、運動をすれば死亡率が半減する結果も出ています。つまり、無理に十キロダイエットしようと思わず、今の体重を増えないようにしながら、運動する事が賢い方法という事になります。

先ほどの死の四重奏を防ぐ質問で、�Bを選んだ方が、一番手軽に実行できる方法です。また、京都大学の研究によると、血流の悪い方と自律神経の不安定な方が｢若甦　カプセル｣を３ヶ月服用すると、毎日二十分ジョキングした人と同じ変化が見られました。

これからの長寿社会は、治療よりも予防、予防よりも健康作りですね。