重いものを持ったときなど、身動きができなくなるほどの激痛が、腰に走ることがあります。これがいわゆる「ぎっくり腰」で、腰が捻挫した状態です。
こんな時は、痛みを起こさないように、腰を丸めたエビのような姿勢で横になり、動かないでいることが一番です。
貼り薬を使う場合、冷やすか温めるかは、心地よいと感じられるほうでかまいませんが、冷やすのは炎症による熱を取るために三日位で、その後は温めたほうがいいでしょう。痛み止めの飲み薬や座薬を一時的に使う方法もあります。入浴するときは、お湯の温度を四十二度以上にすると、痛みが増す場合が多いので体温に近い低めの温度が良いでしょう。
ぎっくり腰を繰り返しているうちに起こると言われていますが、腰痛のほか、下肢がしびれたり、かかと立ちが困難になるなどの症状が現れます。放っておくと、神経を圧迫してマヒを起こすことがありますので、その前に病院で見てもらいましょう。
これらの症状を繰り返さないためには、
- 腰痛体操で、背骨や腰の歪を取り、腹筋・背筋を鍛える。店内に、年齢に合った腰痛体操のパンフレットを用意しております。
- 関節を柔らかくする
関節には、スポンジの役目をする軟骨成分と、水分がバランスよく含まれて体重を支えています。このスポンジが薄くなったり、穴が開いていると、関節のクッションが効かなくなり、炎症が起きてきます。そのスポンジの原料となるのが、コンドロイチン・コラーゲンU・グルコサミンなどです。
- 骨の老化を防ぐ
骨の強度が落ちると、関節が潰れてしまったり、ちょっとした事で骨折してしまいます。適度な運動と十分なカルシウムそして、アミノ酸が必要です。