157号2004年 10月号 の記事から

つら〜い腰痛

●ぎっくり腰  

重いものを持ったときなど、身動きができなくなるほどの激痛が、腰に走ることがあります。これがいわゆる「ぎっくり腰」で、腰が捻挫した状態です。 こんな時は、痛みを起こさないように、腰を丸めたエビのような姿勢で横になり、動かないでいることが一番です。
  貼り薬を使う場合、冷やすか温めるかは、心地よいと感じられるほうでかまいませんが、冷やすのは炎症による熱を取るために三日位で、その後は温めたほうがいいでしょう。痛み止めの飲み薬や座薬を一時的に使う方法もあります。入浴するときは、お湯の温度を四十二度以上にすると、痛みが増す場合が多いので体温に近い低めの温度が良いでしょう。

●椎間板ヘルニア  

ぎっくり腰を繰り返しているうちに起こると言われていますが、腰痛のほか、下肢がしびれたり、かかと立ちが困難になるなどの症状が現れます。放っておくと、神経を圧迫してマヒを起こすことがありますので、その前に病院で見てもらいましょう。

●繰り返す方へ  

 これらの症状を繰り返さないためには、

  1. 腰痛体操で、背骨や腰の歪を取り、腹筋・背筋を鍛える。店内に、年齢に合った腰痛体操のパンフレットを用意しております。
  2. 関節を柔らかくする
    関節には、スポンジの役目をする軟骨成分と、水分がバランスよく含まれて体重を支えています。このスポンジが薄くなったり、穴が開いていると、関節のクッションが効かなくなり、炎症が起きてきます。そのスポンジの原料となるのが、コンドロイチン・コラーゲンU・グルコサミンなどです。
  3. 骨の老化を防ぐ
    骨の強度が落ちると、関節が潰れてしまったり、ちょっとした事で骨折してしまいます。適度な運動と十分なカルシウムそして、アミノ酸が必要です。

 

 

タイムスへ戻る
ホームへ戻る


あしかが薬局
〒990-2482 山形市上町1-9-7
TEL 023-647-1888 FAX 647-1889
薬剤師 高橋善三 高橋美和

Email:ashikaga@minos.ocn.ne.jp

All Rights Reserved, (C)Copyright 2000-2008 Ashikaga Drugstore
/by Ando&Ando Studio