159号2004年 12月号 の記事から

ひび・あかぎれ、手あれ

び・あかぎれは、乾いた空気により皮膚の水分が減少してしまう冬に圧倒的に多くできます。特に手は空気や水に触れる機会が多く、女性にひび・あかぎれが多いのはそれだけ手を酷使しているからです。また、冷え性で手が冷たい方は、血行不良も重なりよりひどくなります。また皮膚の一部が硬く厚くなると、パッカリ割れてしまうこともあります。とても痛いですね。
  予防対策は、第1に手を保護する事です。寒い冬は手袋をするとか、水を使うときはゴム手袋をするといった、寒さ・冷えから手を守ることが大切です。ゴム手袋が面倒な方には、お仕事前に塗るだけの見えない手袋も好評です。病院などで消毒薬を頻繁に使う看護師さん向けに開発された商品です。また、水仕事の後は、水分をよくふき取り、ハンドクリームをつけることを習慣にしましょう。

あれは、主婦湿疹・手の皮膚炎などと言われています。理容師・美容師・コックさんなどにもしばしば見られます。手の平・指などがかさかさして赤くなりひび割れが出来ます。洗剤などの使用により、皮膚の油分がなくなり乾燥することと、手を頻繁に使うことによる機械的な刺激が主な原因と考えられています。手あれを治すには原因となることを極力避けることです。水仕事をする時は、刺激となる洗剤やシャンプーが手に触れない工夫と、皮膚に水分と脂分を十分に与えて、皮膚炎には治療の軟膏が必要です。症状によって軟膏の使い分けがありますのでお気軽にご相談ください。


 

 

タイムスへ戻る
ホームへ戻る


あしかが薬局
〒990-2482 山形市上町1-9-7
TEL 023-647-1888 FAX 647-1889
薬剤師 高橋善三 高橋美和

Email:ashikaga@minos.ocn.ne.jp

All Rights Reserved, (C)Copyright 2000-2008 Ashikaga Drugstore
/by Ando&Ando Studio