170号2007年 7月号 の記事から

自転車始めました!

 しばらくお休みしておりました「あしかがタイムス」を再開いたします。健康に関した身近な話題をお届けしますので、お気軽にお付き合いください。

 6月は、日の出も早く思わず早起きする方も多いのではないでしょうか。私も、早朝に自転車でサイクリングを始めました。きっかけは、小さい頃から憧れていた「ドロップハンドル」の自転車を買ってしまった事です。自転車を趣味や競技として愛用している方も多く、高級な自転車は軽自動車くらいのお値段がします。私は、初心者クラスの自転車を購入しました。

 タイヤは幅が二十五ミリで、ボディーは片手で持ち上げれるほど軽いアルミ製です。朝一時間も走れば、山形市内どこにでも行って帰って来れます。お勧めのコースは、旧羽州街道などの旧道が楽しいです。きれいなお庭がある寺院や、老舗の料亭などを発見する事があります。山形で生まれ五十年が過ぎましたが、初めて通る道がこんなにあるとは思いませんでした。

 例えば、霞城公園の北口から、北に進むと市立七小に「みつばち公園」があります。霞城三の丸跡の面影があります。そこから西に降りて、城西町から下条町方面に行くと、三の丸跡をそのまま保存した、「歴史の小道」があります。五十メートルほどの道ですが、開発の狭間に残された知る人の少ないスポットです。下条五叉路から東に向かい、馬見ケ崎川まで一気に下る。川の両側は河川公園になっており、少々きついが上流へ駆け上がる。馬見ケ崎プール(ジャバ)のあたりから県庁へ向い、千歳山の麓から上町の自宅まで帰路につく。このコースで約十五キロ、一時間もかからず市内のお散歩が出来ます。

 最近、百グラムの精度で測れる体重計で運動前と後のデータをとっていますが、とても興味深い結果が出ています。約一時間のサイクリングで体重は六百グラム減少します。これは、エネルギーの燃焼と、水分が汗や呼気となって失われた結果でしょう。夕食前と後で体重を比較すると、千二百グラム増えました。夕食の内容は、ビールを飲みながら満腹になるまで食べた結果です。

  また、夜に寝る前と朝起きた時の体重を比較すると、六百グラム減少しています。これは、何もしなくても生きている限り基礎代謝が行われていますので、そのエネルギーの燃焼と発汗が考えられます。

 つまり、夕食で増えた体重は、寝てる間のエネルギーと朝のサイクリングで元に戻ってしまう事になります。もし、基礎代謝が低くて、寝ている間にエネルギーが燃えにくい体質、さらに、朝のサイクリングもしない習慣だったら、あっと行く間に肥満となるでしょう。

効果的なダイエットは次の3つのどれをやるかです。

@基礎代謝を上げる。(筋肉をつける)
A消費エネルギーを上げる。(有酸素運動)
B摂取エネルギーを下げる。

さて、あなたに最適な方法を考えましょう。


 

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